勝負の分かれ目

昨年10月のモリニューでの対戦では、もしアディショナルタイムが4分だけだったなら、ウルブスはシティと1-1の引き分けに持ち込めていたはずです。しかし、ジョン・ストーンズが95分に決勝点を挙げ、ウルブスの心を打ち砕きました。なお、この時点ではシティはまだ「不調期」に入っていませんでした。シティは今季、リーグ戦で76分以降に15ゴールを挙げており、これはリーグ4位の記録です。ヴィトール・ペレイラ監督は、終盤の集中力を切らさないようチームを鼓舞する必要があります。

 

一方、シティは前半終了間際に集中力が落ちる傾向があり、平均失点時間は44分。ペレイラ監督は、前半終了直前にプレスを強め、シティの隙を突く戦術が有効かもしれません。

マンチェスター・シティ vs ウルブス 予想

直近11試合の直接対決で、ウルブスが勝利したのは3回。とはいえ、ここ9試合での勝利は1度のみです。ウルブスは現在6連勝中と絶好調で、ヨルゲン・ストランド・ラーセンは直近6試合で6ゴールと波に乗っています。今季プレミアリーグで13得点を挙げており、前回モリニューでの2-1勝利時にもゴールを決めています。 

 

一方、シティはマテウス・ヌネスが右サイドバックで好調。直近2試合で1ゴール1アシストと存在感を示しており、古巣ウルブス相手に3試合連続でゴール関与となるか注目です。

 

ピッチにようこそ――フットボールの物語がここから始まります。

多くのウルヴズファンにとって、かつて中盤のスター選手だったマテウス・ヌネスがマンチェスター・シティでサイドバックとして起用されている光景は複雑な心境かもしれません。しかし、それほどまでにシティの選手層は厚く、ペップ・グアルディオラ監督の柔軟な起用法もあって、ポルトガル人のヌネスがサイドを上下動する姿も今や驚きではありません。

かつてモリニューで愛された男は、今や古巣ファンのクリスマスカードリストに載ることも少ないでしょう。特に、直近2試合で1ゴール1アシストと好調を維持している今、金曜夜の一戦で3試合連続のゴール関与となれば、ますますその傾向は強まるかもしれません。x`

ベッティング・アドバイス

ウルブスは「消化試合」のチームにありがちな気の緩みを見せていませんが、シティはチャンピオンズリーグ出場権獲得という明確なモチベーションがあり、その意欲がウルブスの好調を上回ると予想されます。bet365のオッズではシティ勝利が4/11と堅い見立てです。

 

また、得点市場にも注目。シティはハーランド不在でも今季全大会で無得点試合は8試合のみ。ウルブスもラーセンやマテウス・クーニャの攻撃力があり、過去11試合中9試合で3ゴール以上が記録されています。

 

賭けを楽しむ際は、複数のブックメーカーのオッズを比較し、予算内で責任を持って楽しむことを忘れずに。